「エイジング―80歳以上の若者が暮らす島―」は友野ヒロの作品です。2020年から漫画アクションで連載を開始、2023年1月現在で7巻まで発行がされています。
冤罪で服役していた80歳の主人公がエイジングプロジェクトで若返って真犯人を追っていくストーリーです。
に及ぶ刑期を終えた八武崎瀧郎は、その“島”にいる真犯人に復讐するため、自らも20歳の肉体を手に入れ“島”に潜入するが……。
引用元:ebookjapan
「エイジング―80歳以上の若者が暮らす島―」はどんな作品?
妻子殺しの冤罪で50年服役した主人公の八武崎瀧郎が政府のエイジングプロジェクトに参加して、20歳の頃の姿にに若返って真犯人に復讐をしようとするストーリー。
真犯人はエイジングプロジェクトに関わっているようすで得体の知れない生物等も登場するサスペンス作品です。
「エイジング―80歳以上の若者が暮らす島―」のあらすじ
残業を終えて帰宅した八武崎瀧郎。
自宅のドアを開けようとすると、男が出てきてそのまま逃げていきました。
家の中では妻と子が血を流して殺されていました。
瀧郎は駆け付けてきた警察に事情を説明するが、そのまま冤罪の罪で刑務所に入れられてしまいました。再審請求がことごとく棄却され、50年後に出所した瀧郎は80歳になっていました。
生きる目的を失っていたころ、街頭のテレビでは若返った老人たちの姿が映し出されていました。老人たちの後ろで映っていた尖った耳の男は瀧郎の妻と子を殺害して逃げた男でした。
老人たちが政府のエイジングプロジェクトで若返ったことを知った瀧郎。
瀧郎は尖った耳の男に復讐をするため、プロジェクトに参加をして20歳に若返り、プロジェクトの舞台である常春島で男を探していきます…。
登場人物
八武崎 瀧郎(やぶざきたきろう)
主人公。妻と子と3人で暮らしていたが、尖った耳の男に妻と子が殺され、妻子殺しの冤罪で50年間服役をして80歳で出所をする。
出所後、エイジングプロジェクトの存在を知って尖った耳の男に復讐をするため20歳に若返る。
八武崎 美月(やぶざきみつき)
瀧郎の妻。息子の幸介とともに耳が尖った男に殺されてしまう。
八武崎 幸介(やぶざきこうすけ)
瀧郎の子。美月とともに耳が尖った男に殺されてしまう。
南野 リコ(みなみのりこ)
瀧郎が常春島に向かう船の中で出会った女性。
叔父を探すために経歴を偽装してエイジングプロジェクトに参加している。
耳が尖った男
八武崎瀧郎の妻子を殺した犯人。
エイジングプロジェクトの首謀者側の様だが真相は不明。
黒川(くろかわ)
常春市市長。
常春島で行われているエイジングプロジェクトの中枢に関係している。
若返っていた女性が老人に戻った事件を隠蔽する。
「エイジング―80歳以上の若者が暮らす島―」の面白いところ
妻子を殺された老人が若返って復讐をしていく設定。
若返った老人が突如、老人に戻ってしまったり得体の知れない生物が存在したり…いろいろと強引で無理が多い設定ですが、政府主導のエイジングプロジェクトには謎が多くて今後の展開をどうやって広げていくのか楽しみな作品です。
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