【ナンバMG5】ドラマ化作品・ヤンキー一家に生まれたエリートヤンキーが家族に内緒で普通の高校生活を送ろうとする作品。あらすじや登場人物を紹介します。

「ナンバMG5」はフジケンやGメンで有名な小沢としおの作品です。

2005年から週刊少年チャンピオンで連載を開始、2008年に全18巻で完結しています。
また、2022年にフジテレビ系列でドラマ化がされています。

続編の「ナンバデッドエンド」が2008年から2011年まで連載がされて全15巻で完結しています。

エリートヤンキー一家で育った主人公の難波剛が家族に内緒でシャバイ生徒たちが通っている白百合高校に入学をして普通生徒と一緒に青春を送ろうとしていきますが…ヤンキーたちとケンカをしてしまうギャク・ヤンキー要素満載の最高に面白い漫画です。

筋金入りのヤンキー家族の次男坊・難破剛は高校入学を機に、家族には内緒で普通の高校に通い、脱ヤンキーをめざすが……!?激バカヤンキードリームコメディー!!
引用元：ebookjapan

「ナンバMG5」はどんな作品?

千葉県のバリバリのヤンキー一家で育った難波剛が家族に内緒で普通の生徒たちが通っている白百合高校に通学をしますが…近隣のヤンキーたちに巻き込まれていきます。

「ナンバMG5」はこんな作品！！

ナンバMG5（1）

posted with ヨメレバ

小沢としお秋田書店 2005年10月06日頃

「ナンバMG5」のあらすじ

高校に入学をした主人公の難波剛。
剛は父親の難波勝が現役時代に千葉県最強のヤンキー、母親の難波ナオミは元レディース、兄の難波猛は高校在学中に関東を制覇したカリスマヤンキーという一家でエリートヤンキーの次男として育ちました。
剛自身も中学時代は萬田中学の頭として14校を傘下に治めるバリバリのヤンキーでした。

高校に入学する初日。両親や兄から「気合を見せて来い！」と言われ、制服の代わりに母親がパチンコ「海物語」でゲットした20万円で作った特攻服に身を包んで学校に向かって行きました。

大きな旗を振って剛のことを送り出す難波家のメンバーたち…。
家族の期待を受けながら駅に向かった剛でしたが…高校に向かう途中の剛は突然、公衆トイレに入って特攻服を脱ぎ、逆立てた髪型も直し…学ラン姿に着替えて高校に向かって行きました。

剛が入学した高校は近隣のヤンキーたちが集まっていて極悪な「市松高校」…では無く、市松高校と道路を隔てて向かいに建っている「白百合高校」でした。

小さいころから勝ち負けに厳しい両親の下で育った剛はケンカに明け暮れていた中学時代に自分も普通の高校に入って恋愛や青春がしたいという思いが強くなり…家族には市松高校に入学をしたと嘘をつき、実際には普通の生徒ばかりが通っている白百合高校に入学をしていました。

白百合高校に入った剛。むさ苦しいヤンキーばかりの市松高校とは違うさわやかな生徒たち…。
剛は「自分が求めていた青春はここにある！」と感動をしました。

白百合高校の廊下を歩いていると…白百合高校には似つかわしくないヤンキーの恰好をした島崎登に絡まれますが…仲良くなって一緒に帰ることになります。

島崎と一緒に帰っている途中…市松高校のヤンキーたちが島崎に声をかけてきました。
実は島崎は中学時代はいじめられっ子で高校デビューをした偽物ヤンキー…そんな島崎に声をかけてきた松尾は中学時代に島崎をイジメていた男でした。

島崎や他の市松高校のヤンキーたちに絡まれてどこかに連れて行かれる島崎…。
剛は周りにいた白百合高校の生徒たちに助けを求めますが…トラブルに関わりたくない生徒たちは島崎が存在しないような感じで剛のことをスルーしていきました。

島崎を助けるためにヤンキーたちに立ち向かおうと考えた剛でしたが…自分がヤンキーであることがバレてしまうためケンカが出来ず…困っていた剛。
ふとカバンの中を見ると…そこにあったのは特攻服…。

公園に連れて行かれて裸でイジメられていた島崎…。
そこにマスク＆特攻服姿の剛が現れて市松高校のヤンキーたちをボコボコにしてしまいました。剛に助けられた島崎はマスクをしていた特攻服姿の男が剛と気づかずに「兄貴！」と慕ってきました。

翌日から市松高校のヤンキーたちは謎の特攻服の男を探し始めました。
特攻服の男の行方が分からず…知り合いだと思って狙われた島崎は市松高校のヤンキーたちからまたしてもどこかに連れて行かれてしまいました。

島崎がピンチであることを知った剛は普通の高校生活を送るため二度と特攻服は着ないと決めていましたが…島崎を助けるために再び特攻服を着ることになってしまいました。

島崎を助けるために乗り込んだ剛…。ヤンキーたちを倒していきますが、その場にいた市松高校１年の伍代から特攻服の男の正体が剛であることがバレてしまい…。

登場人物

難波　剛（なんばつよし）

千葉県にあるヤンキー一家「難波家」の次男。
中学時代は14校を制覇した生粋のヤンキー。
ケンカばかりの日常送っていたが…普通の青春が送りたいと思うようになって家族に内緒で白百合高校に入学をする。

クラスメートの藤田深雪に一目ぼれして藤田に近づくために美術部に入部をすることになる。
ケンカは強いが私服はヤンキーファッション丸出しで恐ろしくダサい。

難波　猛（なんばたけし）

「難波家」の長男。18歳でパチンコ好きの無職。
愛車は魔苦南無号「マグナムごう」で彼女は声がデカくて頭の悪いヤンキー「カズミ」。

金髪リーゼントで金ネックレスをしていて高校時代は関東を制覇したカリスマヤンキー。
父親の難波勝曰く…チンコもデカいらしい。

デコピン一発でヤンキーを失神させる程にケンカが強い化け物。
生粋のヤンキーで頭も悪いが家族思いの一面もある熱い男。

難波　ナオミ（なんばなおみ）

難波家の母親。36歳。
高校時代はレディースに入っていた気合の入った元ヤンで「夜露死苦」「愛羅武勇」などの言葉が大好物。
剛が市松高校のヤンキーを制覇した後、全国制覇をすることを夢見ている。

パチンコに行く猛に対して「パチだって勝負だ！負けて帰って来るな！」という勝ち負けにこだわる根っからのヤンキー気質の性格。

難波　勝（なんばまさる）

難波家の父親。37歳のトラック運転手。
10代の頃は千葉県最強のヤンキーで今でも剛がケンカをする度に喜ぶ。

難波　吟子

剛の妹。
家の中で着ぐるみを着たり、愛車は改造されたデコチャリという頭のネジが緩んでいる中学2年生の13歳。

藤田　深雪（ふじたみゆき）

白百合高校の1年生で剛のクラスメイト。

市松高校のヤンキーや特攻服姿の剛に説教をしたり…意外と気が強い女の子。
剛と一緒に美術部に入っていて自分にアートセンスがあると思っているが描く絵は全て微妙。
携帯電話代金の支払いをするため、市松高校に賞金を懸けられた剛を差し出そうとするあざとい一面もある天然な女の子。

島崎　登（しまざきのぼる）

白百合高校の1年生。
中学時代はいじめられっ子だったが、高校入学後に反りこみを入れたリーゼントでヤンキーの恰好をして高校デビュをする。
特攻服姿の剛に助けられたことから剛の事をアニキと慕っている。

伍代　直樹（ごだいなおき）

瀬田中学出身。市松高校の1年生最強の男。
先輩にも反抗的な態度を取っているため上級生たちから嫌われている。

母親は料理研究家の伍代里美。
女手一つで育てられているがタワマンに住んでいる金持ちで高校生なのにDUCATIに乗っている。

特攻服姿の剛が白百合高校に通う難波剛と知っているが市松高校の生徒にはバラさず、二重生活の協力をする。
ケンカが強いが猛に見た目がシャバイと言われてリーゼントにされてしまう。