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【絶望集落】経立と呼ばれる残虐な猿たちが人びとを襲っていく作品。ショッピングモールに逃げ込んだ人々は生き残ることが出来るのか…あらすじや登場人物を紹介します。

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「絶望集落」は食糧人類やアポカリプスの砦の作品で有名な蔵石ユウ(原作)、白山一也(作画)による作品です。
2020年~2021年までマガジンポケットで連載。全3巻で完結しています。

田舎の集落に突如として現れた、経立と呼ばれる狂暴な猿たちが民家を襲っていきます。ショッピングモールに逃げ込んだ人たち…狩場と化した建物。残虐な猿たちに蹂躙される人々は建物から脱出しようとしていきます。

某県某地方。高校生・三沢は変わり映えしない毎日を過ごしていた。高校に行き、終われば近所のショッピングモールでダラダラ過ごす。そんな毎日がこれからも続くと思っていた。そんな矢先、姉が乱暴され病院に運ばれる事態に。その頃、祖父と共に猟に出た女子高生・鶴田は、山の異変に気付く…。それらは、やがて三沢や鶴田が、そして多くの人たちが遭遇する恐怖の序章に過ぎなかった……! 殺すか犯すか、最悪の獣あらわる! 『食糧人類』の藏石ユウ最新作、現代日本を襲う衝撃のモンスターパニック開幕!! 某県某地方。高校生・三沢は変わり映えしない毎日を過ごしていた。高校に行き、終われば近所のショッピングモールでダラダラ過ごす。そんな毎日がこれからも続くと思っていた。そんな矢先、姉が乱暴され病院に運ばれる事態に。その頃、祖父と共に猟に出た女子高生・鶴田は、山の異変に気付く…。それらは、やがて三沢や鶴田が、そして多くの人たちが遭遇する恐怖の始まりだった……!

引用元:ebookjapan

「絶望集落」はどんな作品?

ショッピングモール以外に娯楽が無い田舎の村が舞台。
山に突然現れた猿たちが民家を襲いだします。
人や獣を見境なく強姦する残虐で精力が旺盛な猿たち…。

逃げ惑う人々が向かった先は避難場所になっているショッピングモールでしたが、
大勢の人間たちが集まっている場所は猿たちには絶好の狩場でした。

残虐な猿たちに襲われた人間たちはショッピングモールから脱出が出来るのか…。
全3巻で打ち切られた様な終わり方ですが…残虐が描写も多くてパニックホラー系の作品が好きな人におススメです。

「絶望集落」はこんな作品!!

  • 田舎の町が舞台
  • 突然現れた猿たちが見境なく人間を殺したり犯したり…
  • ショッピングモールに避難する人々。そこに猿たちが襲い掛かってきます。
  • ショッピングモールから脱出しようとする人々…生き延びれるのか。

「絶望集落」のあらすじ

マタギの祖父と一緒に生活をしている鶴田知海。
ある日、いつもの様に祖父と一緒に山で狩猟をしていましたが、最近はイノシシやシカを見かけなくなり…知海は山に何か異変が起こっているのでは無いかと思っていました。

山の中を歩いていた知海がふと…気配を感じて後ろを振り返るとそこにはシャツ1枚の姿の女性が立っていました。
心神喪失状態で何者かに乱暴をされたような女性…知海と祖父は女性のことを保護して警察へ連絡をしました。

強姦された様な状態の女性…。
車の中で知海が女性に話しかけると…女性は「あの人…猿に食われたの」と言って会話になりませんでした。

祖父は知海を高校に向かわせて、第一発見者として警察と一緒に現場検証に行くことになりました。
祖父たちが女性の発見現場に向かう途中…道路に見かけない車が止まってました。
警察が車両情報の照会をしている中、祖父が車の中を覗き込むと…中には下半身が無くなった死体がありました。
その瞬間…突然、周囲からケモノの精液の匂いを感じた祖父。
祖父は警察官に早く山を降りて逃げた方が良いと言いますが…その瞬間、上から巨大な猿たちが襲いかかってきました。

学校に行った知海。
知海たちが発見をした女性は同じ高校の三沢のお姉さんでした。

三沢に対していつも「姉とやらせろ」と言っていたヤンキーの川田…。
三沢は川田が姉を強姦した犯人だと思い…川田へ復讐をするため、知海の家に押し掛けて来て狩猟に使っているライフルを貸してくれと言いますが、知海は断って三沢を追い払おうとしていました。

三沢を家から追い出した瞬間…知海は家の外の異様な空気を感じます。
山の中から飛び出してきたシカ…その背中には巨大な猿が乗っていました。
シカを殺した猿…猿たちは知海たちの目の前でいきなりシカを犯し始めました…。

異様な光景に身の危険を感じた知海…。
三沢を家の中に入れて声を殺して…猿たちから気配を悟られない様にしていましが…その時には既に家の周囲は猿たちに囲まれていました。

登場人物

三沢(みさわ)

高校2年生。田舎の集落の普通の家庭で育つ。

寂れた商店街とショッピングモール以外に何も無い田舎での生活が嫌。
本当は東京に行きたいと思っているが長男だからと言う理由で東京に行きたい気持ちを押し殺している。

川田が姉の由紀江を強姦した犯人だと勘違いをして川田に復讐をしようとする。

田上(たうえ)

高校2年生。三沢の同級生。賑やかで何でも揃うショッピングモールが大好き。
高校を卒業したら東京の専門学校に入学をする予定。

猿たちから逃げるためにショッピングモールで避難をしていたところを猿たちに襲われ、一緒にいた三沢の母親とはぐれてしまう。

川田(かわだ)

田舎の街のヤンキー。
暴力的で自分が一番の女好き。三沢の姉を気に入っていてやりたいと思っている。

猿に襲われたショッピングモールで商品を強奪を行ったり、自分が生き延びるために女を囮にしたりする鬼畜な人物。

鶴田 知海(つるたともみ)

高校2年生。三沢たちの同級生。
マタギをしている祖父と一緒に暮らしていて毎朝、学校に行く前に山で狩猟をする生活を送っている。クラスではあまり目立たないキャラクター。

三沢 由紀江(みさわゆきえ)

三沢の姉。
狩猟のために山を歩いていた鶴田知海と知海の祖父に発見をされる。
猿たちに強姦をされてメンタルが崩壊していて自殺をしようとする。

武藤(むとう)

首都圏の店から転勤をしてきたショッピングモールの店長。
猿たちから逃げて来た人々を上手く保護して首都圏の店舗に栄転をしようと考える。

本多(ほんだ)

ショッピングモールの警備員。
認知症の父親の介護のために会社を辞め、商店街で近江堂洋品店を継いでいたがショッピングモールが出店をしてきたせいで店を辞める。
ショッピングモールを憎んでいて猿たちに壊されるショッピングモールを見て喜んでいる。

佐山(さやま)

高校時代に空手でインターハイに出たことがある格闘技経験者。
185cmの長身で腕力に自信があるため威張りたがる横柄な人物。チェーンソーで猿たちと戦おうとする。

「絶望集落」の面白さ

とにかく猿の恐ろしさが一番のポイント。

猿たちは自分が楽しむために民家を襲って人間を食べたり…動物を襲って犯したり…とりあえず食欲と性欲のために行動をしてきます。

猿は2mを超える巨体で力も強く…電源をちぎって停電させた民家を襲って知性も高かったり。 仲間の猿を食べだしたり…精液を飛ばしてくる猿とかキモすぎてかなり恐怖です。

そんな猿たちの餌場となったショッピングモールを舞台に、ライフルを使って猿たちと戦っていく知海…最後は確実に打ち切られた終わり方ですが…最後までバッドエンドで救えない結末の作品です。

「絶望集落」はここが面白い!!

  • とにかく恐ろしい猿。
  • シカの内臓を引っこ抜いて尻から強姦するとか怖すぎる。
  • 恐ろしい猿たち…ショッピングモールから逃げられるのか
  • タイトルに恥じないバットエンドで絶望な結末

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