「イジメの時間」はくにろうによる作品です。マンガボックスで2016年10月から2019年7月まで連載がされ、全15巻で完結しています。
「イジメの時間」のあらすじ
作品は主人公の天童歩は中学校の屋上から飛び降りるシーンから始まります。葬儀に出席する同級生たち…。
そこから葬儀の半年前にさかのぼり、物語が始まります。その頃の歩は、幼馴染の戸沢信二と一緒に平凡な日常を過ごしていました。歩と同じクラスには不良の鈴木山と若保囲がいて、同級生の須田をパシリにしてイジメていました。
ある日、歩のクラスで席替えが行われて歩は鈴木山の前の席になってしまいます。席替えのあと、突然、鈴木山から「許してやってもいいぜ?」と話しかけられて、何のことか分からない歩でしたが、自分の机の中に鈴木山の筆箱が入っていることに気づきます。歩には身に覚えがありませんでしたが、そのことがきっかけとなり、歩へのイジメが始まっていくことになります。
歩は鈴木山から話しかけられたことを幼馴染の戸沢信二に相談をします。正義感が強い信二は、歩を助けるために歩と一緒に鈴木山のもとについてきてくれますが、そこで、鈴木山と若保囲から殴られている須田を目撃します。
歩と信二は、鈴木山から、須田を暴行していたことについて「チクったら殺すぞ」と言われますが、正義感が強い信二は教師に報告をしてしまいます。
鈴木山たちに逆らえない須田は、教師に報告をした信二を詰めて暴行をします。その後、信二はイジメに対して見て見ぬふりをして、歩とも距離を置くようになります。
それからしばらくは何も起こらずに平穏に暮らしていた歩でしたが、突然、放課後に鈴木山から誘われ、バッティングセンターに行くことになります。そこで歩は、鈴木山から謝罪を受けて、その後は鈴木山たちと一緒に行動をするようになります。
教師の柴咲は、歩が鈴木山や若保囲と一緒にいることに嫌な予感を感じていました。柴咲は歩を呼び出して、鈴木山と若保囲との関係を聞きましたが、歩はあたりさわりのない回答をします。
歩は、鈴木山と若保囲から、柴咲と話しをした内容を聞かれますが二人のことは聞かれていないと嘘をつきます。
その瞬間、突然若保囲から「ペナルティ1だな」と言われて、その日から意味の分からない仲間ルールにより次々にペナルティが課せられていきます。仲間を抜けることも許されずない歩に対して、鈴木山たちの壮絶なイジメが始まっていきます。
作品の特徴・面白さ
中学3年生の天童歩が不良の同級生からイジメを受け、あることをきっかけに復讐をしていく作品です。
リアルに描かれたイジメや、被害者の歩の自殺を考えるシーンが細かく描写されています。子供を思う親の気持ちなども描かれていて、歩の鈴木山たちへの復讐には考えさせられます。
自分たちの子供が加害者や被害者側にならないためにも、ぜひとも読んで欲しい作品です。
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