「死役所」はあずみきしの作品です。
月間コミックバンチにて2013年11月から連載を開始して現在も連載中です。2022年2月現在、既刊20巻です。
2019年に松岡昌宏主演でテレビドラマ化、2022年にYOUTUBEにてアニメ化がされています。
お客様は仏様です。此岸と彼岸の境界に存在する、死役所。ここには、自殺、他殺、病死、事故死……すべての死者が訪れる。罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。あるいは――。“助けたこと、後悔してるんです。…こんなことを考えてる、自分が嫌で…”命を棄ててまで、守りたいものはありますか?魂抉る死者との対話、待望の第1巻。
引用元:ebookjapan
「死役所」のあらすじ
マンションから飛び降りた鹿野太一。
自殺をした太一が気づいた場所は死役所でした。
死役所は現世とあの世の間にある場所。
死役所は現世で亡くなったあらゆる人が訪れ、死後に手続きを行う場所でした。
自殺によって死亡した太一は、シ役所の総合案内人であるシ村から自殺課に連れていかれて、自殺申請書を渡されます。
自殺申請書には自殺の場所や理由などを書く必要がありましたが、シ村から詳しく詮索をされたことで太一はおこってその場を離れてしまいます。
太一は学校でいじめを受けていて、死んで楽になりたかっただけでした。
死役所の階段に座っていた太一。そこに学校の同級生である牛尾崇が現れます。
牛尾は他殺による死亡で死役所を訪れていました。
牛尾の死亡理由は、自殺をした太一の復讐で太一の義父に車で轢かれて殺されたものでした
牛尾は太一のせいで自分が殺されたと怒り、太一を殴り続けます。
そこにシ村が現れ、太一の成仏許可申請の手続きの締め切りが近くなっていることを伝えます。
成仏許可申請の締め切りを過ぎた場合、太一は現世と死役所の間から出られなくなってしまい、永遠に冥途の道を彷徨ってしまうものでした。
太一は生前、義父とあまり話をしていませんでした。
太一は、義父がどんな気持ちで牛尾を殺したのか…自分のために牛尾を殺すことになった義父に謝りたいと考え、自分が成仏せずに彷徨えば、そのうち死役所にやってくる義父に会えると考えて成仏許可の申請をしなくて良いと言います。
そのころ、太一に冥途の道を彷徨えと言い遺して成仏の扉の前に進んだ牛尾。
牛尾は自分が当然、天国に行けると思っていましたが、悪質な傷害や間接的な殺人などの罪がある牛尾の行先は地獄でした。
シ村は太一に対して、冥途の道は広いので、成仏をせずにこのまま彷徨っていても、義父と会えるかは分からないと言われ、太一は成仏をすることを選びます。
太一は、少しだけ現世の人と話をすることが出来ないかとシ村に尋ねますが、条例により現世の人と話をすることは出来ないと言われてしまいます。
太一は成仏の扉に向かう途中、シ村に「お義父さんともっといろんな話がしたかった」と伝えて欲しいと伝言を依頼をして無事に成仏をしていきます。
作品の特徴・面白さ
死役所は1話ごとに完結するストーリーとなっています。
いろんな理由で死亡をした人々が訪れる死役所。
死役所では亡くなった人の死後の世界が描かれていて、自殺課、他殺課などの課があり、総合案内人のシ村は淡々と処理をしていきますが、時折、豹変して冷酷な一面も見せたりします。
職員は全員が元死刑囚ですが、涙もろい職員などもいて各職員にも人情味を感じられたりもします。いじめを受けて自殺をした中学生、工場で作業中に死亡をした女性や虐待を受けて死んでしまった子供など…一話ごとにその人の人生が書かれている作品です。
一話ごとの完結で読みやすいので読んで見て下さい!
「死役所」が読める電子書籍サイト
ebookjapan
ebookjapanは株式会社イーブックイニシアティブジャパンが運営する電子書籍サービスです。無料で読める作品が5000冊以上あります。
死役所が無料で読めない場合でも立ち読みが可能です。ぜひebookjapanで読んで見て下さい。
まんが王国
まんが王国は株式会社ビーグリーが運営する電子書籍サービスです。無料で読める作品が3000作品以上あります。
死役所が無料で読めない場合でも試し読みが可能です。ぜひまんが王国で読んで見て下さい。
Amebaマンガ
Amebaマンガは株式会社サイバーエージェントが運営する電子書籍サービスです。常時1500冊以上の無料マンガや無料連載マンガを楽しむことができます。
死役所が無料で読めない場合でも試し読みが可能です。ぜひAmebaマンガで読んで見て下さい。