【何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが！？】何度も生き返る信長が本能寺の変を起こさないように行動する作品。

「何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが！？」は井出圭亮（原作）、藤本ケンシ（作画）の作品です。週刊ヤングマガジンで2020年11月から連載を開始して現在も連載中です。2022年6月現在6巻まで発行されています。

天正10年、京・本能寺。停泊中の織田信長を家臣の明智光秀が襲撃した。世に云う「本能寺の変」である。忠臣の裏切りにあい、天下統一を目の前にして非業の死を遂げた信長。しかし気づくと、彼は「本能寺の変」より７年前に戻っていた！　しかもそこには、裏切り者の光秀がいて…。
引用元：ebookjapan

「何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが！？」はどんな作品？

本能寺の変で死んだはずの織田信長でしたが、得体の知れないクマと出会い、何度も生き返らせられますが、生き返った信長が誤った選択をする度に本能寺の変が繰り返し起こってしまいます。何度も死んで時を繰り返す信長はそ、本能寺の変が起きた原因を回避するために行動をしていきます。

本能寺に滞在していた織田信長は家臣の明智光秀に襲撃をされて殺されてしまいます。

“本能寺の変”で死んだ信長は死んだ後、クマの姿をした不思議な生き物から「やりなおしをさせてやる」と言われて明るく送り出されます。

生き返った信長は妻である濃姫の膝の上で目を覚まします。目覚めた信長の前では家臣達が軍議をしていました。夢を見ていたと思った信長はいつものように独裁的な振る舞いで家臣達の意見を聞きませんでした。

軍議の最中、明智光秀が信長に意見を言った直後、信長は本能寺の変のことを思い出して謀反を起こした光秀を斬り捨てて殺してしまいます。

光秀を斬り殺した瞬間、信長がいた場所は燃え上がる本能寺の中でした。

夢ではない現実。一緒にいた森蘭丸に謀反の首謀者を聞くと、今度の本能寺の変は柴田勝家が起こした事を聞いた信長でしたが、直後に柴田勝家から弓矢で射殺されてしまいます。

死んだはずの信長でしたが、再び目を覚ましたのはまたしても濃姫の膝の上でした。

先ほど見た風景と同じように目の前で軍議を行っている家臣達。
家臣団の中に柴田勝家を見た瞬間、信長は本能寺の変の映像がよみがえり、自分を射殺した勝家を刀で斬り殺し、ついでに初めに謀反を起こした光秀も一緒に殺してしまいます。

その瞬間、信長がいた場所はまたしても燃え上がる本能寺の中でした。
3度目の本能寺。今度の謀反を起こした首謀者は羽柴秀吉でした。

秀吉の雑兵に三度殺された信長の前に再びクマが現れます。

信長はクマから、謀反には原因があり、信長が誤った行動をとる度に本能寺に戻されて死んでしまうと告げられ、信長は謀反の原因を回避するため、行動に注意をして”本能寺の変”を避けようとしていきます。

傍若無人な信長の行動により何度も本能寺の変が起こり、家臣から殺される信長でしたが、何度も死ぬことにより原因を反省していきます。他の大名との合戦や同盟等、史実とは異なる歴史ですが家臣の事も考えながら本能寺の変が起こらないように信長がどんな行動を取っていくのか面白い作品です。

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