小川錦 PR

【Sランクパーティから解雇された【呪具師】~『呪いのアイテム』しか作れませんが、その性能はアーティファクト級なり……!~】呪われたアイテムを作成する呪具師が主人公の作品。あらすじや登場人物を紹介します。

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「Sランクパーティから解雇された【呪具師】~『呪いのアイテム』しか作れませんが、その性能はアーティファクト級なり……!~」はLA軍の原作を小川錦がコミカライズした作品。
ヤンマガWEBで2021年から連載を開始、2023年2月現在で4巻まで発行されています。

「小説家になろう」の原作をコミカライズした作品で俗に言う「なろう系」作品です。

呪具師のゲイルが作る呪具はセンスは悪いものばかりでしたが、呪具に付与された能力は聖遺物級。本人にはスゴイ物を作っている自覚は全然無いが、周りがゲイルの凄さに驚くたびにこっちまでゾクゾクします。是非読んで欲しいおススメの作品です。

「小説家になろう」で話題沸騰の異世界ファンタジーをコミカライズ!! 【呪具師】のゲイルは大して貢献していないと、パーティがSランクに昇格したと同時に無一文で追い出される。しかし、彼らは理解していなかった。ゲイルの作る呪具は、そこらの聖遺物や勇者の 装備をも凌駕する性能を誇っていたことに…。ゲイルは呪具を活かして一人で生きていこうと決意しーー。

引用元:ebookjapan

「Sランクパーティから解雇された【呪具師】~『呪いのアイテム』しか作れませんが、その性能はアーティファクト級なり……!~」はどんな作品?

主人公のゲイルは呪われているアイテムを作る呪具師。
ゲイルが作る呪具の性能は伝説(アーティファクト)級の能力を持っていましたが天然な性格の本人は全く自覚も無く自己評価も最低でした、所属していたパーティ「牙狼の群れ」のメンバーたちからも無能と判断されてパーティから解雇をされてしまいます。

その後、お金が無かったゲイルは自分が作った呪具を露店で売り始めますが、呪具がありえない性能を持っていてセンスがダサいことに気づいていないのは本人だけ。そんな天然な性格のゲイルが行く先々で自分が作った呪具を売ったり使ったり…しながらギルドのクエストをこなしていくことになります…。

主人公ゲイルや他の人物も個性的なキャラクターばかりでとても面白いです。
これからどんな展開になるのか非常に楽しみな作品。まだ読んでいない人は是非読んで見て下さい。

「Sランクパーティから解雇された【呪具師】~『呪いのアイテム』しか作れませんが、その性能はアーティファクト級なり……!~」のあらすじ

呪具を作成する呪具師のゲイルは冒険者のパーティ「牙狼の群れ」に所属をしていましたが、ある日、メンバーからお荷物と思われていたゲイルはパーティから解雇をされてしまいました。
「牙狼の群れ」はSランクパーティでしたが、Sランクパーティになれたのは実はゲイルが内緒で呪具を使ってメンバーたちの能力を底上げしていたからでした。

ゲイルのおかげで能力が大幅に底上げされていたことを知らないメンバーたち。
ゲイルが去った後、残ったメンバーでSランクのクエストに挑戦しますが、今までは雑魚扱いのオーガにも歯が立たずに殺されそうになって命からがら逃げ出すハメに…。

牙狼の群れのメンバーたちと別れたゲイルはお金が無かったため、自作の呪具を露店で売ることにしました。
ゲイルが作った呪具のデザインも悪く呪われていたため商品の人気はいまいちでしたが、呪具とセットで渡していた解呪の呪符が大人気となり客が殺到してすぐに売り切れてしまいました。
翌日、呪具のデザインに自身があったゲイルはファッションに敏感な貴族に売るため、貴族が多い場所で露店を開きますが、そこで一人の少女が呪具のデザインを気に入って指輪を買っていきました。

実は指輪を買った少女はお忍びで来ていた王都を統べていた王様の娘、カーラ姫でした。
カーラ姫は来賓が来る前、指輪を着けてみましたが、呪具に込められていた呪いのため指輪が外れなくなってしまい、側近たちから怒られながらもそのまま帝国から来た使節と面会をしましたが、実は帝国から来た使節たちはカーラ姫の暗殺を企てていました。

使節たちが持ってきた荷台に忍んでいた刺客からボウガンで撃たれたカーラ姫でしたが、その時、指輪の作った結界によって矢が弾かれてカーラ姫は何とか助かりました。

呪われた指輪を見た鑑定士は指輪が聖遺物級の呪具と評価して王都はゲイルを捜索することとなります。

登場人物

ゲイル

伝説級の呪具を作っている呪具師。本人にはスゴイものを作っている自覚はなく、参加していたパーティ「牙狼の群れ」のメンバーからも使えない奴として解雇をされてしまう。
呪具の呪いの効果を掛け合わせて作る呪具は伝説級の物ばかりだが本人の自己評価が低すぎて周りからの評価も低い。

カッシュ・ビルボア

ゲイルが所属していたパーティー「牙狼の群れ」のリーダー。職業は聖騎士。
ゲイルが抜けた後は弱体化してギルドで受けた仕事もほとんどこなせなくなってギルドからも見放されていたが元Sランクパーティだったことからプライドが異常に高い人物。

ルーク

「牙狼の群れ」のメンバー。職業は盗賊。
ゲイルが抜けた後は低ランクの仕事も失敗続きでボロボロな身なりでその日暮らしをしている。

メリッサ

「牙狼の群れ」のメンバー。職業は女の軽戦士。貧乳のため巨乳のモーラのことを嫌っている。人間の女が大好きなオークにも貧乳のため見向きもされなかった。
他のメンバーと同じく、ゲイルが抜けた後は弱くてボロボロの生活を送っている。

ノーリス

「牙狼の群れ」のメンバー。職業は黒魔術師。
ゲイルが抜けた後は魔力が激減してかなり弱い並以下の魔術師。

モーラ・グラリス

ゲイルの代わりに「牙狼の群れ」に参加した巨乳の美少女。職業は支援術師。
王都で5本の指に入る優秀なメンバーだったが、「牙狼の群れ」のメンバーが弱すぎてすぐに脱退する。
農業都市ファームエッジへ向かう途中でゲイルと再会して一緒に行動する。

カーラ・ド・グルカン

王都のお姫様。お忍びでゲイルの露店に買い物に来て、呪いの指輪と知らずにデザインが気に入った指輪を買っていく。暗殺をされそうになるが指輪が作った結界によって助かる。
ゲイルと同じ感性(センス)を持っていて、ダサいインテリアに囲まれた部屋で生活をしている。

ギムリー

農業都市ファームエッジのギルドマスター。ダークエルフ。
かわいい少女を演じるあざといキャラクターだが年齢は100歳以上。
帝国の持っている「魔王の心臓」を狙っている様子。

アレズル

王都が抱えている鑑定士。
ゲイルが作った指輪を見てアーティファクト級で小国が買える価値があると評価する。

シャリナ

鍛冶ギルドの丸太―。ドワーフの少女の姿をしている。
一目でゲイルが作った剣の性能を見抜く。

「Sランクパーティから解雇された【呪具師】~『呪いのアイテム』しか作れませんが、その性能はアーティファクト級なり……!~」の面白さ

チート級の能力を持っている主人公でなろう系にありがちですが設定が秀逸で面白いです。

実は一番使えるメンバーだったゲイルを追い出してしまった牙狼の群れのメンバーたちがどんどん落ちぶれていきますヘコタレズに度々登場してきて、それぞれのキャラクターも憎めない感じで全体的に明るい雰囲気で進んでいきます。

絵もキレイで読みやすくてとても読みやすい作品です。

作者の他の作品

アスメシ