稲井優人 PR

【東京カンナビス特区 大麻王と呼のばれた男】花屋の主人公が金を稼ぐために大麻栽培をする作品。あらすじや登場人物を紹介します。

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「東京カンナビス特区’大麻王と呼ばれた男」は稲井優人の作品です。
2022年1月からコミックゼノンで連載が開始され、2022年11月現在、2巻まで発行がされています。
赤字続きの花屋を経緯していた主人公の千東森生が同級生に誘われ、貧乏暮らしをさせている家族を少しでも楽にさせるために大麻を栽培して金を稼ごうとする作品です。

花屋を営む千東森生(41)は、妻と高校生の娘との 3 人暮らし。花屋の経営は芳しくなく、妻はパートに出て、なんとか生計を立てていた。そんな折に届いた大学の同窓会の報せ。妻に後押しされ、同窓会へ参加した森生は、かつての親友・加賀山に声をかけられる。久々の再会に、昔を懐かしむ森生だったが、加賀山からとある仕事を提案され…。

引用元:ebookjapan

「東京カンナビス特区大麻王と呼ばれた男」はどんな作品?

植物が好きで花屋を始めた主人公の千東森生でしたが、店は赤字続きで森生は日々の生活にも困っていました。
友人の加賀山から大麻の密売で金を稼ぐことを持ちかけられ、一度は断りますが、妻が交通事故に遭ってお金に困った森生が大麻栽培に手を染めていく作品です。

植物栽培のプロの森生は徹底した栽培方法で大麻を作っていきますが、森生が作った大麻は品質が高く、「エクシード」の名前であっという間に大麻市場で有名になっていきますが、そんな森生が作った大麻を独占して儲けようとする販売グループの半グレたちも狙われることとなります。

「東京カンナビス特区大麻王と呼ばれた男」のあらすじ

主人公の千東森生。
植物が好きだった森生は東京均衡の寂れた商店街で昔から夢だった花屋を経営していましたが、寂れた商店街の花屋は全く儲からず、赤字続きの経営でした。

千東家は妻の向日葵のパートの収入で何とか生活が出来ていましたが、森生は娘の受験費用も捻出が出来ず、常にお金の事を気にしていました。

そんな森生のもとに大学の同窓会の案内が届きます。
毎月、カツカツの生活をしていた森生は同窓会の参加費用7000円を支払う余裕が無く、参加を諦めようとしていました。

森生が本当は同窓会に出席をしたい事を知っていた妻の向日葵は、パートの収入から7000円を森生に渡し、たまにはリフレッシュするようにと同窓会へ参加するように言います。

同窓会に参加した森生は大学卒業ぶりに同級生の加賀山に会いましたが、加賀山は高級時計をつけて羽振りの良い身なりをしていました。

途中で同窓会を抜け出して二人で飲んでいた加賀山と森生は飲みなおすために加賀谷の家に行くことになりました。

花屋が経営難で妻や娘に負担をかけている事を嘆く森生。
家族のために何とかしてやりたいと言う森生に対して、金を稼ぐために大麻の栽培をしないかと誘います。

犯罪に手を染めたくなかった森生は加賀山の誘いを断りましたが、その後、妻が花屋の配達中に交通事故に遭って鎖骨を骨折してしまいました。
相手は保険に入って無く保険は下りず、配達のための車も買えず、花屋の営業が出来ない森生に対して、娘の咲希は自分が貯金をしていたお金を渡し、高校を辞めて働くと言います。

お金に困った森生は自分のために犠牲になっている妻と娘を少しでも楽にさせるため、犯罪と知りながら大麻を栽培してお金を稼ぐことを決めました。

登場人物・団体

千東森生(ちとうもりお)

41歳。植物が大好きで大学で植物の研究をしていた。
長年の夢だった花屋を営んでいたが、毎月赤字続きでお金に困っている。
大学の同窓会で卒業ぶりに再会をした加賀山から大麻栽培の仕事に誘われる。犯罪に手を染めたくないと加賀山の誘いを断るが、その後、妻が事故に遭ったことでお金が必要になり大麻栽培に手を染めていく事になる。

千東向日葵(ちとうひまり)

千東森生の妻。週4日のパートをしながら花屋の手伝いもして千東家の家計を助けている。
森生のことを良く分かっていて、お金が無いために同窓会に行こうとしなかった森生にお金を渡して同窓会に行かせる。
花屋の配達中に交通事故に巻き込まれて鎖骨を折るケガをして働けなくなってしまう。

千東咲希(ちとうさき)

千東森生の高校生の娘。実家の花屋の経営が上手くいっていないことを知っている。
森生に店を続けてもらうために大学進学を諦めて高校卒業後は仕事をしようとしている。
家にお金が無いことを知っていて携帯電話も持たず、花屋の経営難で困っている森生に自分が貯めていた貯金を渡す優しい女の子。

加賀山

森生の大学時代の同級生。大麻販売で稼いで羽振りの良い身なりをしている。
同窓会で再会した金に困っていた森生を誘う。ビジネスグループ「黒部」の大麻販売グループから搾取されている。

木村

加賀山が住んでいるアパートの大家。大麻の販売ルートを持っている売人で加賀山が大麻を栽培していることも知っている。
森生の栽培した大麻(キクシード)で荒稼ぎをして沖縄に遊びに行っていたが、帰って来たところを黒部のメンバーに拉致されてしまう。

黒部

暴走族などの不良、会社員や高校生などの様々なメンバーで構成されたビジネスグループ。

清水

黒部で大麻販売のビジネスを行っているグループのリーダー格の一人。
自分に嘘をついたメンバーの顔面を焼き網に押し付けるなど、自分が金を稼ぐためなら仲間がどうなっても構わない冷酷な人物。

鰐口

駅前の交番に勤務するかなりクセのある警察官。普段と違う挙動不審な森生の姿を見て様子を気にしている。

「東京カンナビス特区大麻王と呼ばれた男」の面白いところ

主人公の千東森生がただ家族の生活を楽にさせるためだけに始めた大麻栽培でしたが、植物が好きな森生が改良を重ねて栽培をした大麻は「エクシード」の名前で大麻市場で有名になっていきます。
栽培をしているだけで直接販売は行っていなかった森生でしたが、「キクシード」の利権を奪おうとする半グレから狙われていきます。

大麻の栽培を題材にしているだけで大丈夫か?と思うテーマですが、具体的な製造方法などもリアルに描かれていてアンダーグラウンドな雰囲気が満載の作品です。
どんな展開で森生が大麻王と呼ばれることになるのか今後のストーリーがとても楽しみな作品です。

稲井優人の他の作品

残照の帝國(全4巻)

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引用元:ebookjapan

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引用元:ebookjapan

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引用元:ebookjapan