「ジパング 深蒼海流」はかわぐちかいじの作品です。
モーニングで2012年12月から連載が開始され、2017年11月まで連載がされました。
全23巻で完結しています。
「ジパング 深蒼海流」のあらすじ
源氏の棟梁である源義朝は平家の打倒を掲げ、平治の乱を起こします。
嫡男である源頼朝は源氏嫡男の印である源太産衣をまとい、初陣として戦に参加をしていました。
源義朝は帝と後白河上皇を幽閉することに成功しますが、その後、平家の棟梁である平清盛の反撃にあい、平家は帝を連れ出すことに成功して帝から源氏打倒の勅命が発せられることになります。
逆賊となった源氏は平家と戦い、あと少しで平家を滅亡するところまで迫りますが、あと一歩のところで敗れてしまいます。
戦に敗れた源義朝と一族郎党は東国に落ち延びて再起を図りますが、東国に行く途中で落人狩りにあって源義朝や源朝長は全員殺されてしまいます。
落ち延びる途中で源義朝たちとはぐれたことで命を長らえていた源頼朝は、源太産衣を木の根元に埋めて源氏の再興を誓いますが、その直後に平家の武士に捕らえられてしまいます。
捕らえられた頼朝は平清盛から、自分の親や兄が殺されたことを知らされて処刑を命じられます。
親兄弟が亡くなった事を知り、人知れず泣いた頼朝はそのまま処刑にのぞみますが、処刑の直前で平清盛から命を助けられて伊豆に島流しにされることになります。
源義朝には常盤御前との間に今若、乙若と牛若の3人の子供がいました。
義朝が負けた後、常盤御前は過酷な逃亡生活を送っていましたが、このままでは子供たちが生きていないと判断をして平清盛に自首をします。
平清盛は、常盤御前の助命の嘆願を受け、藤原長成の嫁になり、子供たち全員を出家とすることを条件に常盤御前と子供たちの助命が認められることとなります。
それから9年後、幼い牛若は自分の出自は知らされずに藤原長成と常盤御前の子供として育てられていました。
自分の出自を知らされていない牛若丸は、自分に何も言わない父親と母親に反発して無断で外出をしてしまいます。
牛若丸は、外出先で偶然、平徳子と出会い、徳子に惹かれていきます。
徳子に会うために平家屋敷に忍び込んだ牛若丸でしたが、捕らえられて平清盛と面会をすることになります。
平清盛は自分が何者なのか知らない牛若丸に対して、父親の名前を告げようとしますが、
徳子が助命を嘆願したため、すぐに鞍馬寺に出家をする事を条件に命を助けられることになります。
徳子に助けられ、何も出来ずに自分の非力さを痛感した牛若丸は鞍馬寺で自分を鍛えることを誓います…。
作品の特徴・面白さ
平治の乱から始まる源氏と平氏の戦いが描かれた作品です。
伊豆に島流しをされた頼朝や牛若丸(源義経)と平家の戦いが分かりやすく書かれています。
源頼朝の周りの人物や時代背景も分かりやすく、鎌倉時代までの歴史の流れを理解する上でも非常に良い作品です。
源義経と平徳子の関係なども非常に気になる面白い作品です。
全23巻でテンポも早くて読みやすいので読んで見て下さい。
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