群青戦記グンジョーセンキは笠原真樹による作品です。
週刊ヤングジャンプで2013年8月から連載を開始、2017年6月まで連載がされました。
全17巻で完結しています。
2021年より本作品の第二部の「真・群青戦記」が連載中です。また、2021年に映画化がされています。
- 作者：笠原真樹
- 高校生たちが学校丸ごと戦国時代にタイムスリップしてしまう作品
- 連載期間：2013年8月～2017年6月
- 既刊：全17巻（完結）
- 2021年より第二部「真・群青戦記」が連載中
- 2021年に新田真剣佑の主演で映画化がされています
スポーツ強豪校の滋賀県・星徳高校。“甲子園”“国立”“花園”…憧れの全国の舞台を目指し、高校生達の青春はいつも輝いている。……はずだった。とある日、いつもと変わらず部活動に励んでいた放課後、赤い雨が降り注ぎ校舎全体が霧に包まれた…。突如、学内に襲い来る異形の武士!?学外にそびえるは安土城!?学校まるごと戦国時代にタイムスリップしてしまった!?期待通りの舞台とは程遠い戦国時代!!死にたくねーなら順応しろ!!“戦国武将vs高校生アスリート”開戦!!
引用元：ebookjapan
「群青戦記グンジョーセンキ」のあらすじ
主人公、西野蒼。
蒼は弓道部で歴史が大好きな高校生でした。
学校では地味で目立たない存在のため、蒼は他の生徒たちから馬鹿にされていました。
ある日の授業中、蒼は教室の窓の外に火の玉を見ます。
弓道部の部活後、幼馴染の松本孝太と同じ弓道部の瀬野遥と一緒に学校から帰ろうとすると、校舎の外には赤い大雨が降っていました。
校庭は霧で真っ白になり、11月のはずなのに大量のセミが発生していました。
校舎内の異変を感じた蒼。
教室に戻ってみると、そこには松明を持った鎧を着た足軽姿の男たちがいました。
異様な男たちに驚いて蒼たち。そこに騒ぎを聞きつけた教師が教室に入ってきます。
教師が男たちに注意をすると槍で刺されて殺されてしまいます。
身の危険を感じた蒼たち。
孝太が消火器を噴射させて男たちの目をくらませて、何とか教室から抜け出しますが、足軽たちはそのまま廊下まで追いかけてきます。
孝太は剣道部でインターハイにも出場している選手でした。
孝太は持っていた竹刀で真剣を持った足軽と戦って何とか倒し、蒼はもう一人の足軽の足を弓で射抜きます。
そこに、異変が起こる前に偶然学校に来ていた刑事が駆け付けてきて銃で威嚇をしますが、足軽から首を斬られて殺されてしまいます。
銃で割れた窓。
蒼たちが外を見てみるとそこには安土城が見え、校庭では生徒たちが大量の足軽たちに襲われていました。
次々に生徒たちが殺され、パニックになった生徒たちは校舎内に逃げ込みます。
生徒たちを襲っていた足軽たちを率いていた男は、須賀小六と名乗ります。
小六は、窓から校庭を覗く生徒たちを鉄砲隊と勘違いをしてその日はいったん退却をしていきます。
歴史に詳しかった蒼は、蜂須賀小六の名前を聞き、自分たちが戦国時代に来てしまったのかも知れないと考えます。
体育館に集められた生徒たちでしたが、食料もなくこのまま助けが来ることも期待が出来ないため、翌朝、蒼たちは校舎の外の偵察に出ることになります…。
作品の特徴・面白さ
高校生たちが突然、戦国時代にタイムスリップをする作品。
現代では地味で目立たなかった歴史マニアの主人公、西野蒼が戦国時代では大活躍をしていきま。
タイムスリップした時代では、織田信長が明智光秀から傀儡のように扱われています。史実を知っている西野蒼が徳川家康や服部半蔵などと一緒に戦っていく作品です。
なぜ高校生たちがタイムスリップをしたのか…。全17巻で絵も上手で読みやすい作品です。
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