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【マッシュルーム】のあらすじは?ホラーでグロくて面白い!

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「マッシュルーム」は小池ノクトによる作品です。
コミックバーズで2015年に連載を開始し2017年まで連載されました。全4巻で完結をしています。

●作者:小池ノクト

●連載期間:2015年~17年

●既刊:4巻(完結)

「マッシュルーム」のあらすじは?

90年代の後半。南太平洋の島で亜楠は子供の小太郎を連れて製薬会社の遺伝資源調査をしていました。日暮れまでにキャンプまで戻ることが出来なかった亜楠たちは、島の先頭部族であるボワヤ族の村を訪れますが、そこで凶器を使った形跡のない死体を目撃します。

その後、舞台は日本の東京へと変わります。
高校生の橘倫は不動産会社を経営する祖父と二人で暮らしていました。祖父の会社の管理物件である吉川ハイツで、複数の死体が発見される殺人事件が起きます。
倫は事件の取材をしていたマスコミ雑誌の編集者である設楽恵から、吉川ハイツのカギを持ってきてほしいと頼まれて協力をすることになります。

夜にアパートの部屋に入った倫と設楽恵が部屋で出会ったのは、謎の少年と自殺したはずの工藤でした。
謎の少年は突然、工藤に切りかかりって工藤の腕を切断します。
その後工藤は人間とは思えない動きをして、倫の首を掴みますが、謎の少年は工藤の頭を半分に切断してそのまま火をつけて燃やしてしまいます。

その夜、倫は全身の痛みや悪寒を感じて意識を失いますが、起きた時には家の中が荒らされていて、テレビのニュースには自分に似た人物が暴行をしている映像が流れていました。

外に出た倫が歩いていると、身に覚えのない理由で警察に追いかけられます。
訳が分からずに逃げ込んだ廃墟で、自分と同じ顔をした生物が祖父を食べているのを目撃します。
同じ顔をした生物はそのままリンを攻撃してきて、死にそうなリンの下に再び謎の少年が現れます。死にそうなリンに対して、少年は新種の菌類(パンドーラ)の話をします。
その後、病院で覚を覚ましたリンは、少年から自分がパンドーラに感染していることを聞かされます。

「マッシュルーム」の特徴

「マッシュルーム」は作品冒頭で出てくる島で発見された新種の菌類(パンドーラ)に感染した人間が次々にコピー(マッシュルーム)を産み出していく作品です。

産み出されたマッシュルームたちは狂暴で容赦なく人に襲い掛かります。作品の特徴としては全体的にグロイ描写が多いパニック・ホラーな作品です。

マッシュルームのおもしろさ

「マッシュルーム」は夫が妻子に襲い掛かるシーンから始まり、亜楠たちの太平洋の島での遺伝資源調査のシーンに変わります。調査隊が戦闘部族の変死体を発見して、他部族から攻撃を受け、子供が叫び声をあげるまで…結論が出ないまま、何度も舞台が変わり、東京の吉川ハイツの事件へ続いていきます。全ては新種の菌類(パンドーラ)によって引き起こされていた出来事であり、それぞれのシーンが伏線として書かれてます。最終的には全てが繋がります。ホラー要素が強いですが、サスペンスの要素もある作品です。全部で4巻で完結をしているため、ストーリーのテンポも良く、短時間で読み終えたい方にもおススメの作品です。

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