「ナニワトモアレ」はザ・ファブルで有名な南勝久のデビュー作品です。
週刊ヤングマガジンで2000年から2007年まで連載がされ、全28巻で完結しています。
2007年から第二部の「なにわ友あれ」が連載をスタートして全31巻で2014年に完結しています。
- 作者：南勝久
- 1990年代の大阪環状族を描いた作品です。
- 連載期間：2000年～2007年
- 既刊：全28巻（完結）
- 第二部「なにわ友あれ」が2007年から連載され、こちらは全31巻で完結しています。
ドアホ大阪走り屋漫画!!グルグル大阪、バチバチ環状！そらもう、股間のピストンうずきっぱなしじゃ～ッ!!三度のメシよりナンパが好きや。モテまくって、ハメまくって浪花の青春ヤリタオシ。ごっついローンも屁やないど。買（こ）うたらんかい、新車のシルビア。腕（テク）はないけど、スケベ根性負けません。オトコ18歳、環状デビューじゃい!!
引用元：ebookjapan
「ナニワトモアレ」はどんな作品？
1990年代前半の大阪を舞台にした作品。
主人公のグッさんがナンパ目的で車を改造していくが、どっぷりと環状を暴走することにハマっていき、大阪環状線を走る走り屋たちを描いた作品です。
「ナニワトモアレ」はこんな作品！
- 1990年代の大阪を舞台にした作品
- ナンパ目的で車をかった主人公のグッサンが環状デビューをしてハマっていってしまいます。
- 大阪環状線を走る環状族（走り屋）たちが描かれた作品です
- 物語のいたるところでギャグも出てきて面白作品です
- 環状族同士のリアルな抗争が描かれています。
「ナニワトモアレ」のあらすじを紹介
主人公のグッさんが教習所に免許を取りに行くと友人のマーボと遭遇します。
車が欲しい二人は、教習所の帰りに先輩のヒロの店に車を見に行きます。
店にはロールバーが装着された環状使用のシビックがありました。
グッさんとマーボはただナンパをするための車を探していましたが、ヒロからは環状仕様の車に乗っていると女がホイホイ乗ってきてモテると言われます。
その後、グッさんとマーボは原付で２ケツをしながらナンパをしていましたが、全く相手にされませんでした。
女に環状に行こうか？と言うと食いつきが良かったため、グッさんは環状仕様の車を買うことを考えます。
ヒロからローンを組まされそうになる二人でしたが、シビックに乗ってみろと言われて、グッさんがシビックを試乗していると警察に見つかって追いかけられてしまいます。
ヒロが運転をして警察を振り切りますが、グッさんはその時のヒロのシフト操作に惹かれます。
免許を取ったグッさんはフルローンで新車のシルビアを買いました。
シルビアでナンパに明け暮れるグッさんとマーボでしたが、女から全く相手にされない二人の前にヒロが現れます。
ヒロは助手席に可愛い女を乗せていました。
ヒロは女は昨日ナンパでひっかけて既にヤッたと言い、「環状ナメんなよ」と言い残して去って行きます。
マーボの車を探しに車屋に付いていったグッさん。
そこには知り合いから留守番を頼まれたヒロが居ました。
ヒロと話をしているところにユウジが現れます。
ユウジの乗っていたシルビアはロールバーを装着したバリバリの環状仕様でした。
グッさんとマーボがユウジの車を観察していると一回環状に付き合えと言われて、一緒に環状についていくことになります。
深夜にファミレスに集合して繰り出した大阪環状線。
ヒロたちは料金所を突破して一般車を煽り倒しながらすさまじい速度で暴走をしていきます。環状を下りた後、ヒロは再び「環状ナメんなよ」と言ってユウジとともに女を連れて消えていきます。
グッさんはヒロやユウジを見て、女をナンパするために新車のシルビアを環状仕様に改造することを決めます。
仕事の後にヒロの店に行き車をイジル日々を続け、ようやく完成したナンパ専用車のシルビアでしたが、グッさんはこの車で環状を走ることになり、少しずつ環状にハマっていくことになります。
「ナニワトモアレ」の面白いところ！
女とやる事だけを目的に車を探していたグッさんとマーボでしたが、先輩らの影響を受けて少しずつ環状族にハマっていくことになります。
仲間の死や他のチームとの抗争などもあり、面白くてどんどんと引き込まれていきます。
友人たちとの何気ない会話にもギャグ要素が多くてとても楽しいヤンキー漫画です。
「ナニワトモアレ」のここが面白い！
- 1990年当時のリアルを感じられる作品
- 環状族同士のケンカや抗争もあってヤンキーマンガが好きな人におススメ！
- シビックやスカイラインなどの当時の車がたくさん出てきて懐かしい！
- 無敵のゼンちゃんやヨネやトモなどの個性的な登場人物が多くて楽しい！
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南勝久の他の作品は？
ザ・ファブル
天才的な殺し屋の「ファブル」が1年間休業をして一般人として生活をする作品です。
ファブルの能力を隠しながら生きていく主人公の佐藤明が本気を出すシーンは圧巻です。
ストーリーだけでなく、ドランククイーンの佐藤洋子や真黒組の組員や明の勤務先のオクトパスのメンバーなどの登場人物が最高です！
第一部は全22巻で完結していますおススメ！
