「かつて神だった獣たちへ 」はめいぴいによる作品です。
別冊少年マガジンで2014年6月から連載がされ、現在も連載中です。2022年3月時点で13巻まで発行されています。
2019年にアニメ化がされ、TOKYOMXにて放送がされました。
- 作者：めいぴい
- 戦争で英雄と崇められた擬神兵部隊の仲間たちを元隊長のハンクが倒していく作品
- 連載期間：2014年6月～連載中
- 既刊：13巻（2022年3月現在）
- 2019年にアニメ化がされています。
禁忌の技術をもって作り出された異形の兵士“擬神兵”。戦乱の国を和平へと導いた彼らは“神”と称えられ、英雄となったのだが、内戦から時を経た今は、ただ“獣”と呼ばれている……。その擬神兵たちを殺すために旅を続ける“獣狩り”のハンク。そして、擬神兵だった父を彼に殺された少女、シャール。父が殺された意味を知るため、シャールは、ハンクと共に旅することを決意する！
引用元：ebookjapan
「かつて神だった獣たちへ」のあらすじ
パトリア大陸を南北に分けた北部パトリアユニオンと南部パトリア連合の10年に渡る内戦で
劣勢になった北部パトリアユニオンは禁忌の技術を使って擬神兵を作り出します。
擬神兵は人の姿と引き換えに得た力を使って劣勢であった状況を立て直し、南部パトリア連合との内戦を和平へと導きました。
英雄であったはずの擬神兵たちでしたが、内戦が終わった後、人々は徐々に神の力を恐れはじめ、かつて神と称えられていた擬神兵たちは人々から獣と蔑まれていました。
シャールはフードを被った白いコート姿の男を追っていました。
男の名前はハンク。ハンクは擬神兵であったシャールの父親を殺した仇でした。
酒場でハンクを見つけたシャールは、持っていた銃でハンクを撃つが、ハンクは鉄板を身に着けていたため無傷でした。
シャールはハンクに対して、擬神兵の父を殺された仇を取るためにハンクを追って、この、町まで来た事を伝えます。
ハンクは擬神兵を殺すために町に来ていました。
擬神兵の名前はダニー。
ダニーは「スプリガン」として肥大化する肉体を持っていました。
ダニーは町の人々を助けるために擬神兵に志願して戦争で戦いましたが、戦争が終わって町に帰ってきたダニーに対して、町の人々は冷たい視線を向けていました。
ダニーは街の人々から感謝を得るため、道を通る馬車を襲って積み荷を奪い、出稼ぎをしてきたと嘘をつき、奪った品物を町の人々に配っていました。
ダニーの目の前に現れたハンク。
ダニーはハンクの事を隊長と呼びます。実はハンクは擬神兵部隊の隊長をしていました男でした。
擬神兵たちには、人の心を無くした隊員を仲間の手で葬るとの約束がありました。
ハンクは仲間たちとの約束を守るため、人の心を無くして悪事を働くダニーを葬りに来たのでした。
ダニーは、町の人々に自分が行っている悪事がバレると町にいられなくなるため、ハンクに襲い掛かりを殺そうとします。
スプリガンとして肥大化して襲ってくるダニーを倒したハンク。
ダニーは自分はどうやって生きて行けば良かったのか…戦場で英雄として死ぬべきだったのかと言い残して死んでいきます。
シャールはハンクに対して、擬神兵であった父親も同じように殺したのかと問います。
ハンクは父親が獣狩りに殺されるべきだったのか自分の目で確かめれば良いと答え、シャールはハンクと一緒に旅をする事になります。
作品の特徴・面白さ
戦争で英雄として崇められた擬神兵たちは終戦後に人々から忌み嫌われる存在となっていました。
擬神兵部隊の隊長であったハンクがかつて仲間であった擬神兵を倒していくダークファンタジーな作品です。
ガーゴイルやミノタウロスなどの色々な種類の擬神兵が登場します。
ストーリーが進むにつれてハンクに対抗する擬神兵が集団で登場したり、擬神兵を生み出した人物も登場してきてとても面白いマンガです。
続きを知りたい人はぜひ読んで見て下さい。
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