「JIN-仁-」は村上もとかの作品です。
スーパージャンプで2000年から連載を開始し、2010年まで連載がされました。
全20巻で完結しています。2009年にドラマが化されてTBSで放送がされました。
「JIN-仁-」のあらすじ
主人公の南方仁は東都大学付属病院の脳外科医局長でした。
ある日、仁が当直をしていた際に救急で患者が搬送されてきます。
患者には急性硬膜外血種の症状がみられため、緊急で開頭して血種を除去する手術が行われることになります。
患者の頭部にある腫瘍は胎児の形をしていました。仁が腫瘍を切除しようとした際、仁の耳に「止めて離さないで」との不思議な声が聞こえますが、仁は気のせいだと思い、そのまま手術を行います。
手術を終えた翌日、仁に再び不思議な声が聞こえ、急に頭痛が始まります。
手術後も意識を取り戻さない患者。
当直中の仁にまた再び、「自分をもとへ戻して欲しい」と不思議な声が聞こえます。
声のことが気になった仁は、摘出した胎児型の腫瘍の標本を見に行きますが、その時、ナースセンターから仁に連絡が入り、腫瘍の持ち主患者が部屋にいないとの報告が入ります。
仁が病院内で患者を探していると、胎児の標本を持ち出していた患者を発見します。
患者から標本を取り返そうとして揉みあった際、胎児の標本が階段から落ちてしまいます。
標本を取ろうと仁が手を伸ばした際、落ちているのか分からない不思議な感覚に包まれ、目を覚ました時には真っ暗な山奥でした。
目を覚ました仁は、その直後、血なまぐさい匂いに気づきます。
そこでは侍姿の橘恭太郎が他の3人の侍から襲われていました。
恭太郎が一人の侍から頭を切られてしまい、ペンライトを片手に仁が助けに入ります。
その後、他の侍が駆け付けてきたため、襲っていた3人はそのままその場から立ち去っていきます。
駆け付けてきた侍に対して、橘恭太郎は仁に助けてもらったと話をしますが、その直後に意識を失って倒れてしまいます。
恭太郎の様子を見た仁は、急性硬膜外血種と判断し、持ってきた器具と代用品をつかって恭太郎の頭部の開頭手術を行い、何とか無事に成功をさせます。
手術後、仁は恭太郎の妹の咲から、仁がいる時代が文久二年であることを聞き、自分が現代から138年前の江戸時代にタイムスリップしたことを知ります。
当時、江戸には麻疹が流行っていました。
仁は現代の医学知識を持った脳外科医として江戸時代の人々を救うために奔走をしますが、そんな仁のもとに勝海舟が訪れてきます…。
作品の特徴・面白さ
突如、江戸時代にタイムスリップをした脳外科医の南方仁。
現代では、麻疹、コレラや梅毒などは薬も開発されていて治る病気になっていますが、
当時の江戸時代では原因も分かってなくて死者も多くとても怖い病気でした。
そんな江戸時代で現代の医学知識を持った南方仁が、青カビからペニシリンを精製したりして江戸の人々を救っていきます。
冒頭のタイムスリップ前の胎児の「離さないで」との声は何だったのか…物語が進むなかで明らかになってきます。
作品には勝海舟や坂本竜馬なども登場し、仁自身も幕末の動乱に巻き込まれていくことになります。大沢たかお主演の大ヒットドラマの原作です。全20巻でとても素晴らしい作品ですのでぜひ読んで見て下さい。
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