「モンキーピーク the Rock」は志名坂高次(原作)・粂田晃宏(作画)による作品です。
週刊漫画ゴラクにて2019年11月から2021年10月まで連載がされました。全9巻で完結しています。
正編としてモンキーピーク(全12巻)、モンキーピークの外伝としてモンキーサークル(全2巻)があります。
岩砕山の惨劇を越え、平和を取り戻した早乙女達。しかし行方不明になった友・宮田を救う為、早乙女は猿の探索隊に加入することに。猿の研究者、政府主導の精鋭部隊、早乙女。総員20名。いま再び、彼らに死を運ぶ“猿”の恐怖が襲い掛かる──!!戦慄の洞窟パニック、開幕!!
引用元:ebookjapan
「モンキーピーク the Rock」はどんな作品?
モンキーピーク the Rockは前作「モンキーピーク」の続編です。
モンキーピークで猿の襲撃から生き延びた早乙女稜。前作で猿から生き延びた親友である宮田が行方不明である事を聞いた稜は宮田を救出するために再び猿と対峙していくこととなります。前作は山が舞台でしたが、本作は洞窟を舞台として、前作同様に襲い掛かる恐ろしい猿から生き延びていく作品です。
「モンキーピーク the Rock」のあらすじ
岩砕山の経験がある早乙女稜と宮田は、1か月程前に高橋という男から魔猿を探すためのアドバイザーになって欲しいと依頼を受けていました。
稜は前作「モンキーピーク」での岩砕山での魔猿の襲撃から生き残った貴子と結婚をしていましたが、稜と貴子は岩砕山の経験から猿には関わらない事を誓っていたため、高橋の依頼を断り続けていましたが、ある日、再び高橋から稜に連絡があり、猿の捜索隊に加わっていた宮田が行方不明になっていることを聞かされます。
宮田も稜と一緒に捜索隊には加わらない事を約束していたため、宮田が捜索隊に加わっていたことに困惑する稜でしたが、宮田を助けるために捜索隊に加わることを決めます。
魔猿の捜索隊に合流をした稜は捜索隊とともに総勢20名で森の中を歩いていきます。途中、捜索隊がイノシシを猿と見間違えて銃を発砲した直後、大きな地震が発生します、その後、崖の上猿が現れ、捜索隊は猿を追跡しますが、その先には洞窟がありました。
洞窟の前には猿の足跡があったため、捜索隊は猿を追って洞窟の中に入っていきます。
捜索隊全員が洞窟に入った後、突然、洞窟の入口から手りゅう弾が投げ込まれて隊員が負傷をしてしまいます。
爆発の衝撃により洞窟が崩落したため、戻れなくなった捜索隊は出口を求めて洞窟内を進んでいくこととなります。
「モンキーピーク the Rock」の特徴・面白さ
モンキーピークでは山が舞台で悪天候による寒さも脅威でしたが、本作では洞窟が舞台となります。前作同様に外界から孤立した環境下で猿の恐怖と戦っていくことになります。
閉ざされた洞窟からどのように脱出をしていくのか、サバイバルホラーで非常に面白い作品です。
「モンキーピーク the Rock」が読める電子書籍サイト
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作者の他の作品は?
モンキーピーク
登山レクリエーションに訪れた藤ケ谷製薬の36名が山中で猿に襲われる作品。
逃げ場の無い山の中で突如現れた巨大な猿が社員たちに襲い掛かってきます。
モンキーピークtheRockの原点。ホラー好きにおススメです。
モンキーサークル
モンキーピークのスピンオフ作品。
謎の猿を撮影するために森に訪れたユーチューバーの一行だったが、突然現れた巨大な猿により仲間たちが次々に殺されていきます。こちらももちろんホラー好きにおススメです。
モンキーサークルの生存者の一人が本作品にも登場します。