「バトル・ロワイアル」は高見広春(原作)、田口雅之(作画)の作品です。
ヤングチャンピオンで2000年に連載を開始し、2005年まで連載がされました。
全15巻で完結しています。2000年に藤原達也の主演で映画化がされました。
東洋の全体主義国家大東亜共和国では「プログラム」と呼ばれる殺人実験が行われていた。全国の中学3年生のクラスから実験対象を任意で選び、最後の一人となるまで殺し合わせるという残酷なルール。城岩中学の3年B組の42人は、まさか自分たちがそのデス・ゲームに巻き込まれるとは、知る由もなかった…!!
引用元:ebookjapan
「バトル・ロワイアル」はどんな作品?
作品の舞台である大東亜共和国では中学3年生を対象に生徒たちに殺し合いをさせて戦闘趣味レーションのデータを取る「プロジェクト」が存在していた。
プロジェクトの対象に選ばれた中学3年生のクラスメートが最後の一人になるまで殺し合いを行う作品です。
政府に反抗するものや自殺を選ぶもの、クラスメートを次々に殺していく生徒など、個性的なキャラクターが多く登場して面白い作品です。
「バトル・ロワイアル」のあらすじ
主人公の七原秋也たちが暮らしている大東亜共和国では「プログラム」という戦闘データを得るために中学3年生のクラスを対象に生徒たちで殺し合いを行わせる国家的プロジェクトがありました。
秋也たちが就学旅行に向かうバスの中、車内にガスが充満して生徒たちが眠らされます。
秋也たちが目を覚ますとそこは孤島にある木造校舎の教室でした。
秋也たちの目の前に現れた嘉門米美。
嘉門は生徒たちに対して、「殺し合いをしてもらいます」と言い出します。
生徒たちの首には首輪が装着され、逃げ出せないように管理がされていました。
嘉門は、現実を理解出来ていない生徒たちに対して生徒たちの元担任である林田の死体を見せつけます。
林田は自分の生徒たちにプログラムが行われる事に反対をしたため殺されていました。
秋也と同じクラスの国信慶時は児童養護施設で育っていましたが、嘉門は秋也と慶時の親代わりである施設長の良子先生もプログラムが行われる事に反対をしたためレイプをしたと言い出します。
慶時は自分の大好きな良子先生が暴行されたことに激怒し、嘉門に襲いかかろうとしますが、その直後に頭部を銃で撃たれて殺されてしまい、慶時を助けようとした中川典子も嘉門から足を撃たれて重傷を負わされます。
親友の慶時が殺されたことに怒った秋也も殺されそうになりますが、同級生の三村の機転により何とか助かることになります。
秋也は、亡くなった慶時の代わりに、慶時が大好きだった中川典子を守ることを誓い、プログラムに参加をすることになります。
生徒たちにはそれぞれ異なる武器や食料が入った荷物が支給され、名前を呼ばれた順番に外に出ていきます。
荷物を受け取った秋也は外に出た直後に同級生から殺されそうになりますが、無事に中川典子と合流をして一緒に行動をすることになります。
「バトル・ロワイアル」の特徴・面白さ
中学3年生のクラスが無作為に選ばれてプログラムという殺し合いをさせられる作品。
クラスメートたちの中には主人公の七原秋也と協力をしてプログラムから脱出をしようとする者もいますが、プログラムに順応して積極的に生徒を殺していく者もいて残虐なシーンもかなり登場します。
個性的な生徒たちが思想のもとに殺し合いをする内容でとても面白い作品です。
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