「花の慶次-雲のかなたに-」は隆慶一郎(原作)、原哲夫(作画)の作品です。
週刊少年ジャンプで1990年に連載を開始し、1993年まで連載がされました。
全18巻で完結しています。
異風の姿形を好み、異様な振る舞いや突飛な行動を愛し、そして己の掟のために命を賭した天下一の傾奇者(かぶきもの)・前田慶次(まえだ・けいじ)の熱い生き様を描いた痛快歴史巨編。戦国時代末期、軍馬補充のため野性馬狩りをしていた滝川(たきがわ)軍は、恐るべき巨馬“悪魔の馬”の猛攻で狩りに失敗する。そこで滝川の軍団で傾奇者として知られる前田慶次が、悪魔の馬を殺すように命じられるのだが……!?
引用元:ebookjapan
「花の慶次-雲のかなたに-」はどんな作品?
戦を楽しみ死ぬことよりも風流を好み、権力者にも媚びない天下一の傾奇者である前田慶次が主人公の作品です。慶次は友や好きな女のために体を張って、天下人の豊臣秀吉にも信念を貫いて傾き通す漢です。そんなカッコいい前田慶次が描かれたおススメの作品です。
「花の慶次-雲のかなたに-」のあらすじ
時は戦国時代。軍馬補充のために野生の馬狩りをしていた滝川一益の軍勢でしたが、突如現れた巨大な馬により軍勢は倒されてしまいました。
天下一の傾奇者の前田慶次。
慶次は前田家に養子になっていましたが、実父は滝川一益の従妹である滝川益氏の次男でした。滝川益氏から巨馬を殺せと命令をされる慶次でしたが、慶次は巨馬を自分の馬にすると言い、益氏の命令を断って巨馬に会いにいきました。
巨馬の住処の近くで寝ていた慶次。
馬から体を押されて目を覚ました慶次は目の前にいる巨馬の姿に一目ぼれをしてしまいました。
慶次は友人と接するかのように馬に話しかけていました。
少しずつ慶次に心を開いてきた巨馬。慶次は我慢が出来ずに馬の背中に乗ろうとしますが、すぐに跳ね飛ばされてしまいました。
連日、馬に会いに行って話しかけ続けた慶次。それから10日後、ついに馬から背中に乗ることを許されて背中に乗って一緒に走ることに成功します。
慶次が巨馬と心を通わせていた間、前田家の支城の末森城は佐々成政の軍勢に攻められていました。末森城から再三、援軍の要請が届きますが、前田利家は豊臣秀吉の命令に背けず、援軍を送らずに静観をしていました。
落城寸前の末森城。慶次は利家の妻であるまつから末森城救出の相談を受け、猿回しの猿を秀吉と呼び、あえて死罪の罪をかぶる事で末森城に行く口実を作り、死兵として末森城に向かいました。
末森城では城主の奥村助右衛門が奮闘していましたが、城兵たちの疲労は激しく、すでに落城寸前の状態でした。奥村助右衛門は利家に対して再三の援軍の督促をしていましたが、いっこうに到着しない援軍。
末森城は佐々軍に包囲されていましたが、慶次は敵兵の手薄な崖下から城内に入り込み。盟友である奥村助右衛門と合流をします。末森城では奥村助右衛門をはじめ、兵士たち全員が死にかけていました。
崖下から攻めてくる佐々軍の大軍。慶次と助右衛門の二人は敵兵たちに小便をかけて傾いて見せ、迫りくる大軍と戦を開始していきます。
「花の慶次-雲のかなたに-」の特徴・面白さ
馬に話しかけて友になり、友のためには自分の命も犠牲に出来る漢である前田慶次。
大軍にも一人で挑み、権力者にも媚びない慶次に惚れてしまうとても面白い作品です。全18巻で慶次がかっこよくて最高です。
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