「約束のネバーランド」は白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)の作品です。
週刊少年ジャンプで2016年から2020年まで連載され、全20巻で完結しています。
第63回小学館漫画賞、マンガ新聞大賞2017大賞などを受賞しています。
母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?
引用元:ebookjapan
「約束のネバーランド」はどんな作品?
孤児院’グレース=フィールドハウスでママ”イザベラ”に愛されて暮らしていたエマでしたが、ある日、孤児院の外には鬼の世界があって、自分たちが12歳になるまでに出荷をされて鬼の食料にされてしまうことを知ります。
孤児院が鬼の農園であることを知ったエマは、同じ年のノーマンとレイとともに孤児全員で孤児院”グレース=フィールドハウス”から脱出する計画を立てていきます。
「約束のネバーランド」はこんな作品!!
- 主人公のエマたちは孤児院”グレース=フィールドハウスで暮らしていました
- ある日、エマは自分たちが鬼の食料のために飼育さていることを知ります。
- 愛していた孤児院ママ”イザベラ”はじつは鬼たちの手先でした。
- エマ・ノーマン・レイの3人はイザベラの目を盗んでグレース=フィールドハウスから孤児たち全員で脱出をすることを計画します。
「約束のネバーランド」のあらすじ
孤児であるエマは孤児院“グレース=フィールドハウス”で生まれた時から10年暮らし続けていました。
孤児院では38人の血の繋がっていない兄妹たちと一緒に暮らし、みんながママのイザベラが大好きでした。
孤児院にはエマと同じ11歳のノーマンやレイもいて、天才的な頭脳を持っていたノーマンと博識で知識が豊富なレイと運動神経が抜群だったエマの3人は孤児院で毎日行われるテストでいつも満点を取っていました。
テストが終わった後、孤児たちは広大な施設でかくれんぼや鬼ごっこをして遊んでいましたが、イザベラからは施設の外に出る門と、森の奥にある柵には近づかないように言われていました。
グレース=フィールドハウスでは、12歳になるまでに里親が決まって巣立っていく慣習がありました。
今まで施設から出ていった孤児たちは音沙汰無く、エマたちは施設のことを忘れるくらいみんなが幸せになっているものと信じていました。
12歳が近づいたコニーも里親が決まり、施設の外に出ることがきまりました。
コニーを見送った後、部屋の中にコニーが大事にしていたぬいぐるみを発見したエマはノーマンと一緒にコニーに届けようとしました。
施設を抜け出してコニーが向かった門に行ったレーマンとエマ。
門の前に停まっていた車に近づくと、荷台で死んでいるコニーを発見しました。
その直後、話し声が聞こえて車の下に隠れたエマたち。
そこに現れたのは見たことが無い異形の鬼たちでした。
鬼たちの話を盗み聞きしたエマとノーマンは、自分たちが暮らす孤児院“グレース=フィールドハウス”が鬼たちの食料を作るための農場であったことを知ります。
エマたちが愛していたママ”イザベラ”は鬼の手先だったのです。
今までエマが普通だと思っていた孤児たちの白ずくめの制服や孤児の首に刻印されたマイナンバー(個人番号)は実は食料の孤児たちを管理するためのものだったのでした。
鬼たちに気づかれないように孤児院に戻ったエマとノーマン。二人はレイを仲間に引き込み、孤児たちみんなで脱出をするため、ママであるイザベラに普段と変わらないように接して脱出の機会を探っていきます…。
「約束のネバーランド」の面白いところ!
イザベラを愛していた孤児たちは突然、自分たちが鬼の食料であることを知ります。
ノーマンとレイは3人での脱出を計画しますが、エマは小さい子供たちを置いていくことは出来ず、困難を承知で孤児たち全員での脱出を目指します。
ノーマンとレイはそんなエマの性格を知っていたので、エマに協力をして全員での脱出を目指していきます。
恐ろしい鬼たちがいる世界で無事に脱出が出来るのか…ハラハラするストーリーが続いていきます。
ストーリーが進むとなぜエマたち孤児が鬼の世界で飼育されているのか…ママのイザベラもじつは孤児としてグレース=フィールドハウスで育っていた過去が明らかになっていきます。
「約束のネバーランド」のここが面白い!
- 主人公のエマがまっすぐで優しいところ!
- エマ・ノーマン・レイの3人で協力して脱出を計画するところ!
- ハラハラする展開でかなり寝られたストーリー!
- エマたちが鬼の世界で暮らしている理由が明らかになっていきます…。
- 孤児たちを裏切っていたイザベラもじつは被害者だった。
- 鬼にもいろんな種類がいて協力してくれる鬼もいたりします。